交通事故を弁護士に相談!選び方と注意するポイント

弁護士相談(費用や選び方)

交通事故の弁護士選びは、被害者がどれほど有利になるか左右するほど大切な点になります。費用が安いから、近所の事務所だから、というだけで気軽に選んでしまうと後から後悔することもあるでしょう。

弁護士と聞くと借金問題や離婚問題などを扱うイメージが多く、交通事故を専門に扱っているのかわからないですよね。交通事故を専門に扱う弁護士も存在します。むしろ日本に存在する弁護士の数は3万人といわれていますので、交通事故にあった場合はその膨大な数の弁護士のなかから自分に一番合う人を見つけないといけません。

弁護士なら誰でも同じという概念は捨てて、信頼して依頼できる交通事故の弁護士の選び方を理解しておきましょう。

 

弁護士の得意分野をチェックすること

弁護士の得意分野をチェックすること

弁護士の得意分野をチェックすること

弁護士にはそれぞれ得意分野がありますので、交通事故の場合は示談金や慰謝料、過失割合などについて詳しい交通事故を専門に扱う弁護士がお勧めです。弁護士は刑事事件や商事事件、家事事件などあらゆるジャンルがあり専門的な知識がそれぞれに必要になります。

たとえ違う分野の弁護士に依頼しても、弁護士自ら依頼を断ってくることはないでしょう。とくに交通事故に関する相談は、ほかの法律相談よりも利益率が高いジャンルともいわれていますので、専門分野ではない弁護士も断らずに引き受ける可能性があります。

相談をする際はホームページやブログ、SNSなどで普段どのような弁護活動を行っているのか、また専門分野についても確認できます。不安な場合は、依頼内容に合わせて弁護士を紹介してくれる機関もありますのでぜひ参考にしてみましょう。

 

複数の弁護士と面会して判断すること

複数の弁護士と面会して判断すること

複数の弁護士と面会して判断すること

弁護士選びのコツは、複数の人と面談して比較してから判断することです。弁護士は全国規模で対応する大手の法律事務所をはじめ、個人名で事務所を運営している交通事故専門の弁護士も存在します。

最近は初回相談を無料で行っている法律事務所が増えていますので、依頼する際には無料相談を活用して自分の希望に合った弁護士を見つける手段をとるのもよいでしょう。

無料相談は面談やメール、電話など様々な方法があります。時間に制約がありますので、比較ポイントをあらかじめ頭に入れて面談することをお勧めします。

 

こんな弁護士には注意

こんな弁護士には注意

こんな弁護士には注意

交通事故は、まったく同じ内容のものはありませんので、被害を受けた人の立場になって一番有利な展開になることが望ましいですよね。

しかしなかには、利益重視の悪徳弁護士が存在することも頭に入れておかないといけませんので、次のような場合は依頼を避けたほうが無難です。

 

・損害賠償金が少ないケースは扱わない

弁護士にとって成功報酬はかなりの利益となり、通常は損害賠償金額の何%といった計算で弁護士の収入となります。

そのため損害賠償金額が少額のケースだと取り扱わないという利益重視の弁護士では、親身になってサポートしてくれない可能性があります。

 

・料金が不明

交通事故で弁護士に依頼する際は費用がかかり、内容は相談料から着手金、成功報酬、諸経費など色々と発生します。

事故の内容によって扱う賠償金額が1億円を超えるケースもありますので、弁護士費用も比例して高くなります。

弁護士費用は弁護士が設定して決める種類もあり、人によって費用が異なる場合もありますので明確な料金体系がないと心配ですよね。

ホームページにある料金と実際は異なる場合、料金の内訳がはっきりしない場合などはなるべく依頼は避けましょう。

 

・懲戒処分を受けている

弁護士のなかには、何かしらの理由で過去に懲戒処分を受けている人もいますし、業務停止という重い処分を受けた経験がある人もいます。

このような弁護士にはできれば依頼はしたくありませんので、過去の懲戒処分について知りたい場合は「弁護士懲戒処分検索センター」を利用して確認するのも方法です。

 

お勧めの弁護士の特徴について

お勧めの弁護士の特徴について

お勧めの弁護士の特徴について

交通事故の弁護士の選び方でチェックしたいのは以下ポイントを重視して、そのなかでも一番自分と相性が良い人に依頼をしましょう。

 

・料金を明確に表示してくれる 

弁護士に支払う費用は示談交渉に必要な経費をはじめ、成功報酬などいくつか存在しますので、相談した時にはっきりと料金を表示してくれる弁護士がお勧めです。

後から次々と追加で費用が発生するケースも少なくありませんので、トラブルにならないように納得いくまで確認をしてください。

 

・わかりやすく説明してくれる

裁判の場合など、弁護士の専門用語で難しく説明されてもほとんどの人は理解できずに困ってしまいますよね。

交通事故の問題はあらゆる専門用語が出てきますので、わからないまま曖昧に理解してしまい後で損をする場合もあるでしょう。

相手の理解度を正しく把握してわかりやすく説明をしてくれる弁護士は、被害者の立場になってくれる大切な存在です。

法律の専門知識がなくてもわかりやすい言葉で納得するまで説明してくれる人や、簡単な説明でも快く応じてくれる人が、心強いパートナーになるでしょう。

 

・訴訟経験豊富である

交通事故を扱っているといっても駆け出しの新人弁護士だと、ケースによってはスムーズに解決できない可能性があります。

また弁護士としてのキャリアが長くても、交通事故の案件をあまり取り扱ったことがない人だと、満足できる損害賠償金を獲得できない場合もあるでしょう。

交通事故でメインとなる後遺障害等級の認定などは、法律的な知識とともに医学的な知識があることも必要です。

このように交通事故の弁護士の選び方は信頼して依頼するため、訴訟経験が豊富かどうかもチェックしておくべきですね。

ホームページで解決事例を公開していることもありますので、事前にチェックしておきましょう。

 

まとめ

交通事故の弁護士の選び方は自分と相性が良く、なんでも心を開いて相談できることが一番大切なポイントになります。

弁護士に依頼する目的は、被害者が正当な賠償金を獲得して将来快適な生活を送るようにするため。

弁護士費用特約を利用して費用を抑えることもできますし、相談料を無料で受け付けくれる法律事務所も増えています。

依頼を迷っている人はまず気軽に無料相談を使い、弁護士費用や獲得できる賠償金などについて相談してみましょう。

 

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